激長な設定台詞。暇でゆとりのあるときにでも。
「また、翔け回っていたの?」
「そっ。アークディア様は魔族がお気に召さないみたいだけど、私は彼らが大好きだから。エクリナだってそうでしょ?」
「……それは、私には言えないけれど。あなたが羨ましいとは思うわ」
「ふふ、良い答えをありがとう」
「あー、またそんな話してるー。いーけないんだー」
「……人間いびりが大好きなアンタに言われたくはないなー」
「リフィスちゃんつめたーい。仮にもーおねーさんなんですけどー」
「僕もそれは止めた方が良いと思うけどね、メデイエ」
「げっ、説教魔神登場だよー。空気読めない長兄は嫌だねー」
「あれ、エイス兄さんがこんな所で何してるの?」
「……いやね、いたる所で暴風が起こってるものだから原因を突き止めに来たんだけどね」
「あっ!っとー。いっけない。エクリナ、そろそろお昼だよね。人間に加護を与えに行かないとね」
「都合の良い言い訳ね。……でも、確かにその通りね」
「行こう!ほら!」
「行くから、そんなに引っ張らないで……」
「うんうん。じゃーねー、エイスー」
「……こら、逃げるな!」
「……まったく。しょうがない妹達だよ、ははは」
「……で、こっちに逃げて来た、と」
「いやー、イアン君の所は緑がいっぱいで落ち着くんだよね」
「リフィスはもう少し落ち着いた方が良いと思うわよ」
「……えー。それは風の神としてのアイデンティティに問題が」
「まあまあ。風が無いと、この草原も見栄えが悪いしね」
「でしょ?イアン君は話がわかるなー」
「もう、調子良いんだから。甘やかしてはダメですよ、イアン」
「……エクリナも何だかんだでリフィスには甘いと思うけどな、僕は」
「んー」
「どうかしたの?」
「そろそろバナンが来る頃じゃない?……って何よ」
「そういえば、そうね」
「まー、あんまり相性良くないわよね、バナンとエクリナ」
「おう、何だ。俺の話か?」
「そーそー。って、いきなり出てくるわね」
「あまり、近寄らないで」
「は。第一声としては、かなり酷い言い草だな」
「そりゃ、バナンとエクリナが近づいたら蒸気が立つから……」
「暑苦しいのよ……。物理的な意味で、だから」
「別に俺が嫌いではない、と続くのだろう?」
「それ、貴方が言ったら台無しだと思うのは私だけかしら」
(ホント、相性悪いなあ……)
~~~~~~~~~~~~
「闇の国の人間いびり、止めないの?」
「止めないよー。止める理由が無いから」
「……メデイエ姉さんは人間、嫌いなの?」
「……そうだねー。強いて言うならだいっっきらいだよー」
「……希望は、あるの?」
「……興味は、無い。……かな」
~~~~~~~~~~~~
「アークディア様、こんな物語は、もう止めにしましょう?」
~~~~~~~~~~~~
「大馬鹿だよ、あの女は」
「バナン」
「リフィスも言い過ぎたよ、でもアークディア様もやりすぎじゃないか!」
「イアン」
「それでいいのか、お前は!」
「リフィスはいつだって!」
「……黙ってろ!……僕だって、納得できるわけ無いだろう!」
~~~~~~~~~~~~
「そこまでする理由なんて……!」
「怒らないでよ、エクリナ」
「えぅぃぁー…」
「でも……!」
「娘の命と世界を天秤にかけるなんて馬鹿だと思う。……でも、ね。こうするしか無いんだ」
「なら、こんな所で諦めたりなんて、しないでよ!」
「諦めないよ。私も、リオも。だから、見守っててよエクリナ」
「そんなの…出来ないわよ……。私は……あなたと、あなたの子に……幸せに……」
「わかってないなあ、エクリナは」
「親友に愛娘を祝福してもらって、私もこの子も、こんなに幸せなのに」
~~~~~~~~~~~~
「約束か。アークはそれがわからないらしいよ、リオ」
「全ての父であり母である存在なんてものは、孤独だ」
「まあ、そんなもの無くたって存在できちゃうんだからなー、アークは」
「だから、アレに話し合いは通じない。話し合いはとうに母が済ませた」
「そして、最早戦う事も出来ない、か。敗北はあまりにも致命的な失敗になったね」
「………」
「その上、多分勇者はキミを殺さないよ?あの時、姫以外、全員殺しちゃえばこうはならなかったのに。その弱さは、結局変わらないままなんだね。詰み、だよ。リオ・ウィンターベル・アキロ。キミの優しさと、彼らの強さゆえに、神々の思惑は全て台無しさ。」
「物語は、終わらない」
「そっ。アークディア様は魔族がお気に召さないみたいだけど、私は彼らが大好きだから。エクリナだってそうでしょ?」
「……それは、私には言えないけれど。あなたが羨ましいとは思うわ」
「ふふ、良い答えをありがとう」
「あー、またそんな話してるー。いーけないんだー」
「……人間いびりが大好きなアンタに言われたくはないなー」
「リフィスちゃんつめたーい。仮にもーおねーさんなんですけどー」
「僕もそれは止めた方が良いと思うけどね、メデイエ」
「げっ、説教魔神登場だよー。空気読めない長兄は嫌だねー」
「あれ、エイス兄さんがこんな所で何してるの?」
「……いやね、いたる所で暴風が起こってるものだから原因を突き止めに来たんだけどね」
「あっ!っとー。いっけない。エクリナ、そろそろお昼だよね。人間に加護を与えに行かないとね」
「都合の良い言い訳ね。……でも、確かにその通りね」
「行こう!ほら!」
「行くから、そんなに引っ張らないで……」
「うんうん。じゃーねー、エイスー」
「……こら、逃げるな!」
「……まったく。しょうがない妹達だよ、ははは」
「……で、こっちに逃げて来た、と」
「いやー、イアン君の所は緑がいっぱいで落ち着くんだよね」
「リフィスはもう少し落ち着いた方が良いと思うわよ」
「……えー。それは風の神としてのアイデンティティに問題が」
「まあまあ。風が無いと、この草原も見栄えが悪いしね」
「でしょ?イアン君は話がわかるなー」
「もう、調子良いんだから。甘やかしてはダメですよ、イアン」
「……エクリナも何だかんだでリフィスには甘いと思うけどな、僕は」
「んー」
「どうかしたの?」
「そろそろバナンが来る頃じゃない?……って何よ」
「そういえば、そうね」
「まー、あんまり相性良くないわよね、バナンとエクリナ」
「おう、何だ。俺の話か?」
「そーそー。って、いきなり出てくるわね」
「あまり、近寄らないで」
「は。第一声としては、かなり酷い言い草だな」
「そりゃ、バナンとエクリナが近づいたら蒸気が立つから……」
「暑苦しいのよ……。物理的な意味で、だから」
「別に俺が嫌いではない、と続くのだろう?」
「それ、貴方が言ったら台無しだと思うのは私だけかしら」
(ホント、相性悪いなあ……)
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「闇の国の人間いびり、止めないの?」
「止めないよー。止める理由が無いから」
「……メデイエ姉さんは人間、嫌いなの?」
「……そうだねー。強いて言うならだいっっきらいだよー」
「……希望は、あるの?」
「……興味は、無い。……かな」
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「アークディア様、こんな物語は、もう止めにしましょう?」
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「大馬鹿だよ、あの女は」
「バナン」
「リフィスも言い過ぎたよ、でもアークディア様もやりすぎじゃないか!」
「イアン」
「それでいいのか、お前は!」
「リフィスはいつだって!」
「……黙ってろ!……僕だって、納得できるわけ無いだろう!」
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「そこまでする理由なんて……!」
「怒らないでよ、エクリナ」
「えぅぃぁー…」
「でも……!」
「娘の命と世界を天秤にかけるなんて馬鹿だと思う。……でも、ね。こうするしか無いんだ」
「なら、こんな所で諦めたりなんて、しないでよ!」
「諦めないよ。私も、リオも。だから、見守っててよエクリナ」
「そんなの…出来ないわよ……。私は……あなたと、あなたの子に……幸せに……」
「わかってないなあ、エクリナは」
「親友に愛娘を祝福してもらって、私もこの子も、こんなに幸せなのに」
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「約束か。アークはそれがわからないらしいよ、リオ」
「全ての父であり母である存在なんてものは、孤独だ」
「まあ、そんなもの無くたって存在できちゃうんだからなー、アークは」
「だから、アレに話し合いは通じない。話し合いはとうに母が済ませた」
「そして、最早戦う事も出来ない、か。敗北はあまりにも致命的な失敗になったね」
「………」
「その上、多分勇者はキミを殺さないよ?あの時、姫以外、全員殺しちゃえばこうはならなかったのに。その弱さは、結局変わらないままなんだね。詰み、だよ。リオ・ウィンターベル・アキロ。キミの優しさと、彼らの強さゆえに、神々の思惑は全て台無しさ。」
「物語は、終わらない」
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