ダブルクロス講座

我子（ハルカ・ランカスター）：トライ＝ハヌマーン＆バロール/エグザイル
光（大縫光）：クロス＝ブラックドッグ＆エンジェルハイロゥ
中二（新堂守）：ピュア＝サラマンダー

にてお送りします。

第一回ダブルクロス講座「ブリードについて」

中二「突然だが、第一回、対世界支配者会議を始める」
我子「……何をいっておるんだ、こいつは」
光「直訳すると、GMがマンチキンだった時の対策にDXを考察しようってトコじゃないか？」
中二「群れる事は好かねぇけど、足引っ張られちゃたまらねえから、講義してやろうと思ってな」
我子「ほぅ。それはありがたい。最弱の最強たる我に是非色々教えてくれ」
中二「……」
光「素直に頼まれて困ってるんじゃねえよ……」


ピュアブリード
中二「っつうわけで！俺のブリードだ。最高純度の成長効率である、ピュアの長所と短所を上げていくぜ」

長所
最大レベルが高く、限界値が高い
最大レベルが高いため、経験点効率は他の追随を許さない
強力なピュア専用エフェクトを取得可能
エフェクト数が少なくて済むため、比較的浸食率が低め

短所
ほしい能力と技能がかみ合わない場合がある
シンドローム内で出来ることが決まってしまい、柔軟性に欠ける
80、100％エフェクトが少ない
Dロイス、イージーエフェクト、ユニークアイテムの選択肢が狭い

中二「ざっとこんなもんだろ。やりたいこととやれることがはっきりするから、初心者向きだな」
光「一点伸ばしで良いからエフェクト選びで迷う必要はあまりないし、サクっと成長したい人にはオススメ」
我子「反面、エフェクトを選ぶ楽しみはちょっと少ないけれどな」
中二「そんなもんは些細なもんだ。豪快に、強烈に、それが重要なんだよ。さっさと成長して、他をぶっちぎる」
光「ピュアエフェクトも80％、100％クラスの性能がある点で見劣りはしないな」
我子「なんかズルい」
中二「そう言うんじゃねえよ。イージーエフェクトが少ないのはロールプレイで遊びたいときにはやっぱ味気ねえな」
光「そういう意味では、中の人のイメージってのは重要かもしれない。データで表せない強みも、しっかり出していこう」
我子「うむ、やはり初心者にオススメしたいブリードであるな」


クロスブリード
光「というわけで、次の紹介はDXのスタンダード、奥の深いクロスブリードの長所と短所」

長所
ピュアよりもエフェクトの組み合わせが広い
成長の制限が少なく、素直で強力なエフェクトが取りやすい
80％、100％エフェクトと言ったDX戦闘の華を楽しめる。

短所
エフェクトの組み合わせが広い分、浸食率が高くなりがち
爆発力がある分、低浸食率時の安定力はピュア、トライよりは劣る

我子「長所、短所が少ないな」
光「スタンダードって事で、これを基準にピュア、トライブリードの考察をしてるから」
中二「なんでもできるが、意外と穴があったりする。それがクロスだな」
光「その代わり、うまく組みあわせた時の爆発力は他のブリードの追随を許さない」
我子「時間凍結→ライトスピードなんて叩き込まれた日は、悪夢以外の何物でも無いものな」
中二「そうなるとやっぱりネックになるのは浸食率だな」
光「そうなるね。戦闘で苦しむ、ジャーム化する恐ろしさ、そういう緊張感はたぶんクロスが一番だと思うよ」
我子「……お前は全然、浸食とは縁が無かったがな……」
光「そういう成長もできるってことで。長所を余すところなく選びつくす、それがクロスの楽しさだから」
中二「ちゃんと育てれば、ちゃんと応えてくれる、そんなブリードだ。愛情を持って成長させてやってくれよ」


トライブリード
我子「と、最後は上級者向けな感があるトライブリードだな。長所と短所を上げていこうとおもうぞ」

長所
シンドローム調整による能力と技能調整に長ける
初期から構想通りの形に整えやすい
成長方向がとにかく柔軟
Dロイス、イージーエフェクト、ユニークアイテムが豊富

短所
どうしようもない経験点効率の悪さ
考えなしに組むと確実にウロボロスの劣化になる
成長方法を見据えておかないと、色々と見失って迷走する
爆発力が全然足りず、火力不足

我子「おい、我の短所にやたら酷いことが書いてあるんだが……」
中二「経験点効率の悪さって、やっぱり問題なんじゃねえかなあ」
光「正直わざわざ作るメリットが無い、なんて言う評判も多いし」
我子「そんなこと無いわ！上手く組まないと強くならんことは同意だが……」
光「とにかく、初期作成が難しいブリードなのはやっぱり問題かな」
中二「その代わり、装甲無視、ガード無視と言ったエフェクトはほぼ確実に選択できる」
光「能力値のためだけにノイマンを取得しても、単発ならむしろメリットになりえるしね」
我子「初期でいかに能力を上手く調整できるか、か」
光「あと、私見だけど、トライはエフェクトをいっぱい持つよりは、最大レベルの高いエフェクトを少数、大事に育てるといい」
中二「経験点の温存になるし、浸食も抑えられるからな」
我子「パーティの穴埋めに最適で、低浸食でもしっかり実力を出せるのがこのブリードなのだな！」
中二「イージーとユニークが多く取れっから、上手くやればミドルでも活躍できるはずだ」
光「パーティに少し足りない穴埋め役になる。そういうことに楽しみを見出せる人向けなブリードだね」


我子「こんなところで良いのう」
光「そうだね、詳しくはまた別々に触れていけばいいか」
中二「では、これにて第一回対世界支配者会議を終了する！」

我子・光・中二「それではまた！」