Crossハンドアウト詳細・パーソナリティ

Crossハンドアウト・パーソナリティ・その他

推奨年齢：１５歳
魔族はパーティに二人まで（必然、PC3,4のどちらかまで）。
残りは人間・エルフ・ドワーフ・ナイトメア・グラスランナーから選択してください。

【PC1】
種族：人間・男　推奨技能：Ａテーブル戦士系
君はこの水の都市ヴィエナスで生まれた。生まれも育ちも、家柄も、とびぬけた物なんてない。
いわゆる、普通の家庭の子ってやつだ。
ただ、ちょっと違うとすれば、ミリア＝ランカスターと知り合いってことくらい。
その縁で、まさかこんなことになるなんて。
◆解説
キミは水の都市ヴィエナスで生まれ育った。両親曰く、何の特徴もない家系。
自慢出来る事と言えば、キミのために頑張ってくれる優しい親がいるということ。
そのおかげで、色々とミリアに振り回されていろんな所を見ることが出来たくらいだ。

ミリアはなんでも貴族の令嬢とかで、普通だったら縁のない関係だった。
それが、子供の頃遊びに飛び込んできて
「決めたぞ！お前を私の騎士にする！」
そう、強引に決めてしまったのだった。
それ以来、キミは振り回されっぱなしだ。
今回の学園の入学だってそうだ。
でも、キミにはそれは少し楽しみでもある。

少し気になるのは、ミリアにご執心なあいつもやはり入学してくるんだろうか……。

【PC2】
種族：人魔族　技能指定：プリースト２（クォーツ）他自由
君は魔族領：イハテで育った。生まれも育ちもイハテで、外の世界なんて見たこともない。
幼馴染、獅子族のライオットは良く外へ出たいだなんて言っていたが、なんともピンとこない。
時々訪れる風の国の行商人とかが、キミにとっての外の人間だったからだ。
そんな箱庭で育ったキミが１５になったとき、族長が持ちかけた。
学園ローグライクに入学してみないか、と。
その言葉に、どんな世界が待っているのかと、興味がわいたのだった。
◆解説
キミは魔族領イハテで育った魔族の子だ。
冷たき風の神、クォーツを信仰する家系に育った。
（というより、族長の教えを聞いていれば信仰は自然とクォーツに関心が行くと言うものだ）
それなりに裕福で穏やかな日々であったが、育ちざかりのキミにとっては少々退屈でもあった。
幼馴染、獣魔族のライオットは日々「オレは学園へ行くぜ！」と息巻いていて、
少しばかりうらやましかったものだ。
この度、良くしてもらっていた族長から持ちかけられた言葉は、キミに魅力的に響くだろう。


【PC3】
種族：指定なし（最初の但し書き参照）　指定技能：なし
君は貴族、あるいは魔族の一家系の一人だ。
学園へ出資している家の都合もあり、予定通り入学することとなった。
そして一つ、君は命じられていることがある。
「学園にはびこると噂される悪を見つけ、生徒・友人を守るのだ」
と言うものだ。
人と魔族の共存の未来に、翳りを与えてはいけない。君は、その命を必ず守ると決めた。
◆解説
学園ローグライクはそれなりに裕福かつ、社会的地位が認められた家系でなければ
現在は入学することが難しい。（試験的な人と魔族の共存の場だからだ）
そんな中、キミはその未来へ向けて期待を持たれ、選ばれた者である。
親は少々形式ばった言い方をするが、良い事のためには努力を惜しまない人だ。
キミも、少しばかり似ているのかもしれない。
ともかく、学園の噂「コラプティアクラブ」を探さなければ。

【PC4】
種族：指定なし（最初の但し書き参照）　指定技能：なし
君は貴族、あるいは魔族の一家計の一人だ。
PC3とは両親の関係でツテがあり、結構な頻度で顔を合わせる。
何でも父が商店を興した際にとても世話になったのだとか。まあ、PC3の親であれば、
なんとなくそれも頷けるものだ（両人に限れば、悪友のそれにしか見えないが……）。
さて、親は君にＰＣ３のサポートをしてほしいと頼まれている。
まあ、なんでもあれで結構心配されているようで、申し訳なさそうに頼まれた。
あと、ランカスター家には負けるなよ、と商店街の取り締まり役である父は君の背を叩いた。
◆解説
君はヴィエナスの一商店街の取締役の子だ。幸いにも、金は結構あるらしい。
PC3とは腐れ縁。親の陰謀でもあるのではないだろうかとも思う。
親の方は親の方で、ランカスター家に張り合っている節があり、様々な面で対抗意識を
燃やしている。巻き込まれる君はいい迷惑だろう。
一般人だったらこんなひどい目にも合わずに済んだろうな、と、日々キミは思っている。


【パーソナリティ】
○クラスメイト
◆ミリア＝ランカスター
人間・女の１５歳。金髪ショートボブの闊達な少女。
かつて光の国を治めていたランカスター家の末裔だけあって、家は豪奢。
粗雑な振る舞いにもどことなく気品が漂う、そんな少女。
ＰＣ１を騎士にしたいのは、
「好機が買えるなら、大枚叩いてでも掴み取れ！」
とかいう家訓なのだとか。

◆リューレイ＝ラングドシャ
人間・男・１５歳。プラチナブロンドの長髪の少年。
身なりもよく、かなり着こなして頑張っている。が、少々着られている感があるのは
その顔のあどけなさ故か。
ミリアを顔を合わせるたびに口説いているが、上手くいかずよく衝突している。
貴族の生まれで、上から目線が少々うっとおしいが、基本的に一生懸命である。
レイピアによる剣技を武器に流麗に戦う。

◆ライオット
獣魔族・男・１５歳。獅子系の、がっちりとした獣魔族。
ライオン然とした獣魔族の少年。獣魔特有の恵まれた体躯にはかなりの威圧感が伴う。
声も大きく、色々と喋るため、黙っていればカッコいいのに……と良く言われている。
ＰＣ２とは幼馴染で、邪気なく良くかまってくる。
悪ガキの大将がそのまま大きくなったような奴だ。

○学校の人たち
◆シリー教授
人間・男・御年１３０歳。
眉で目は覆われ、ひげで口も見えない、腰が曲がった老人。禿頭である。
常に４、５匹のコボルドを引きつれて授業を行っているのだが、授業中に喋るのはコボルドで、
教授自身が喋っている所を見たものは少ない。
魔法を使っている所を見た者も少ない……。

◆ラテ＝カフェイン
人間・女・１６歳。
報道部員の先輩。学校の入学試験、期末試験、課外授業、校内の噂……。
そんなものの取材に命を懸ける、カメラ一台、記者一代。
面倒見も良く、顔も広く知られている。
彼女の入学記事「激闘！入学試験！」は中々の人気記事だ。

◆ウィスト・シリー
魔族・男・２６歳
ＰＣの顧問。

【その他】
◆コラプティアクラブ◆
学園にまことしやかに流れる噂。
この学校には隠された部活動があるのだと。

◆部室◆
ぶしつ。この学校は通常の部活のほか、課外授業でのパーティメンバー用の
宿舎棟がある。通常の部活動より課外活動が好きなやんちゃ者は、
ここを部室のように使う事からこう呼ばれている。
名誉点を使うことで、備品をもらうことが出来る。予定。